ビッグイベント
また新たな一週間が始まりましたね。
残暑厳しい9月ですが、熱中症予防お忘れじゃないですか?
水分補給は大事ですよ
さてさて、本日は、海老名市内某所の現場にて、生コン打設を行っておりますマッチングチーム。
建設会社のビッグイベントとも呼べる、コンクリート打設。
日本語では、コンクリートは、「打つ」と言います。
英語では、「place」と言います。
生コン打設 = place ready-mixed concrete と表現します。
地球上のどこでも、建設工事というのは行われているわけですが、
それぞれ所変われば品変わる というわけでして。
同じ工種・作業を指す表現でも、言語が違えば興味深い差があることに気付きますよ。
「生コン」を「打つ」 というのも、建設業界の方でなければ、ちょっと驚きな表現ですよね。
建築に関わらず だとは思いますが、専門用語って非常におもしろいんです。
職人さんたちの会話に耳を傾けると、「?」なものや、「?????」なものまで、
耳慣れないと何のことを指すのか、まったくもって分からない言葉がズラリ。
日本語って便利だなー と思う言い回しもあれば、
英語って便利ーだなー と思うものもあったりで、
比較しながら覚えるのも一興なんです。
話を本題に戻しますが。。。
生コンというだけあって、”なまもの”なんですね~コンクリート打設というのは。
お昼も後回しにして、現場一丸となって打設する! という、チームワークが試される工程なんですよ。
ちなみに、この業界に入ったばっかりの頃、
生コン という言葉を耳にして、トロトロした生クリームのようなものを想像していたのは。。。私です
実際には、「骨材」といって、コンクリートの強度を左右する砂利なんかも入っていて、
その名前とは裏腹に、ドロドロ・ゴツゴツしてると言った方が正確でしょうか。
これを、事前に建て込んでおいた型枠の中に流し込んで、固まるのを待ちます。
型に流して固める なんて、お菓子作りみたいですよね
それが固まると、みなさんも見慣れた、コンクリートの壁になったりするんです。
固まるまでの工程を「養生」と言います。
病み上がりの”養生する”と同じ、「養生」なんですが、
建設現場では、保護して、完成品になるまで異物が入らないようにしたりすることを言います。
コンクリート工事の場合、英語では、これを特に”curing”と呼びます。
原形のcureにも、「治す、治療する」といった、日本語と同様な意味があるのも、おもしろいと思いませんか?
天気の良い日は、養生時間の短縮も見込めるため、生コン打設する現場も多いでしょう。
今度、何気なしに行き交う車を見てみてくださいね。
ミキサー車がたくさん走ってたら、「あぁ、今日はビッグイベントなんだな」と、思ってください(笑)。
それでは、次回の更新もお楽しみに